荒雄神社【宮城県大崎市】
古川駅を経由する東北新幹線高架と平行に走る側道側にあります。
特に意識せず通過してこんな所に神社(比較的大きな)があると何回か思っていたところです。
今回の大崎方面での神社巡りでやっとお参りする事が出来ました。
入口の沿革(由緒では?)によると御祭神は「菅原道真公、楠木正成公、和気清麿公」との事。菅原道真公であれば○○天満宮や○○社といった感じではありますがこちらは全く違っていますね。
沿革最後の方に、神社創建の記録があり
「昭和天皇御即位記念事業奉祝の微裏を表せんが為荒雄村の素封家青沼彦治翁は嫡男吉治氏の名を以って荒雄村に献金出願、村議会決議を以って荒雄神社御造営は成されたと村誌にあるが事実は十萬金を以って彦治翁自ら指揮監督に当たり県下稀にみる大神社をここに建設されたものである。尚祭神分祀は彦治翁嫡男吉治夫妻を伴い自ら京都神戸に赴き各神社宮司に懇請宮司方はその赤誠に感じ御分霊に応じられたとある。」
なんかわかりずらい表現で理解するのが難しかったけど、超訳すと村の公式記録としては献金で村にて創建したとなっているけど、実際は青沼彦治翁が大金を投じ自ら創建したと書いてるんだと思います。わざわざ書くってことは村議会と仲違いしたってことでしょうかね?
経緯はともかくお参りをと。
駐車場わきの鳥居です。こちらの方から入りました。
手水舎です。
ちょっと変わった入口です。両脇柱、しめ縄が飾られています。
狛犬は結構歴史ありそうですが昭和空ですよね。
拝殿になります。
境内社の見渡神社です。この神社名はここで初めて知りました。
そしてこれが頂いた御朱印です。
なんかシンプルなんですが、何となく味わいがあるような御朱印です。